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東京スカイツリー®とは
2003年12月より関東地方の地上波デジタル放送が開始されておりますが、電波の送信について都心部に林立する200m級超高層ビルの影響を受ける可能性が出てきました。そこで600m級の新タワーからの送信が望まれたのです。
600m級の新タワーに移行すると、地上波デジタル放送の送信高は現在の約2倍となりますので、年々増加する超高層ビルの影響を低減できると共に、2006年4月に開始された携帯端末向けのデジタル放送サービス「ワンセグ」のエリアの拡大も期待されています。
また、災害時には防災機能のタワーとしての役割も期待されています。
東京スカイツリーからの電波について
東京スカイツリーから最初の本放送・本運用が開始された後から2年間(計8回)、東京スカイツリー周辺の電波環境の測定を行い、測定結果を本ホームページで公表する予定です。
■本放送等開始状況および予定
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タクシー無線(関東自動車無線協会) 2012年3月 一部運用開始予定 2012年5月 本運用予定 |
(2) |
マルチメディア放送(ジャパン・モバイルキャスティング) 2012年4月1日 本放送開始 |
(3) |
FMラジオ(NHK、J-WAVE) 2012年4月23日 本放送開始 |
(4) |
TOKYO MX 2012年10月頃 サイマル放送(東京タワーと東京スカイツリーの両方から放送)開始予定 2013年4月 本放送(東京スカイツリーからのみ放送)開始予定 |
(5) |
テレビ在京6社(NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ) 2013年1月頃 本放送開始予定 |
デザインコンセプト
東京スカイツリーは、空に向かって伸びる大きな木をイメージしています。シルエットは、伝統的日本建築などにみられる「そり」や「むくり」を意識し、大きな木の下に、人々が集い、心を寄せ合う様子を表しています。名前そのものから連想される澄んだ空と木々の豊かな緑も、「人に地球にやさしい、豊かなコミュニティ」を目指した、この街全体の開発コンセプトを表したもので、タワーの元に環境に優しい街が生まれ、世界の人々が集い、新しい文化が創造されていく、という願いが込められています。タワーの足元は三角形となっており、圧迫感の低減や日影等の影響にも配慮しています。さらに、頂部に向けて円形へと変化し、見る角度や眺める場所によって多様な表情を持っています。
東京スカイツリーの足元は、三角形でできています。「3」という数は、三脚のように最も少ない単位で安定が得られ、その合理的な形状により周辺の圧迫感や日影等の影響も考慮でき、さらに隅田川・荒川・交通の東西軸で囲まれたこの地域を象徴する形状でもあるからです。
また、シルエットは、伝統的日本建築などにみられる「そり」や「むくり」を意識しています。頂部から足元に向かって変化するしなやかな曲線が、タワーに凛とした佇まいと優美な雰囲気を生み出します。 さらに、タワーの足元から頂部へ視点を移すと、基本となる造形が三角形から円形へと変化しているのに気づかれるでしょう。見る角度や眺める場所によって多彩な表情を持たせることで、他のどの都市にもないオリジナリティあふれるランドマークにもなります。 日本の伝統的な美意識のもと、先端テクノロジーを駆使して生まれるのが東京スカイツリーです。伝統と先端の新しいシンボルとして、時空を超えた新たな景観を創造します。
ロゴマーク・ロゴマークのカラーについて
世界一の高さになることはもちろん、景色の中や季節の中、そして人の気持ちの中でも世界一になれるように。東京スカイツリーをデザインしています。
常磐色(ときわいろ) 「伝統」 |
紅梅(こうばい) 「華やかさ」 |
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萌黄色(もえぎいろ) 「若さ」 |
江戸紫(えどむらさき) 「粋」 |
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刈安色(かりやすいろ) 「みんなの」 |
空色(そらいろ) 「エコロジー」 |
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黄金色(こがねいろ) 「未来」 |
新しいタワーから生まれていく様々な「モノ」や「コト」、そこに集う人々のワクワクした気持ちをカラフルなドットで表現。いずれも日本の伝統色を用いており、タワーの立つこの地ならではの歴史と文化の意味がこめられています。タワーのシルエットと組み合わされることで、空へと伸びる「木」に、葉が繁り、花が咲き、豊かに果実が実る様子がデザインされています。
基本理念
■地域とともに活力のある街づくりに貢献
■時空を超えたランドスケープの創造
■防災面での安心と安全の提供
東京スカイツリー概要
タワーの高さ | 約634m |
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足元の一辺の長さ | 約68m |
重さ | 約41,000t(地上本体鉄骨重量)※展望台含む |
収容人数 | 東京スカイツリー天望デッキ 約2,000人 東京スカイツリー天望回廊 約900人 |
エレベーター | 地上から東京スカイツリー天望デッキ 4基(分速600m、約50秒) 東京スカイツリー天望デッキから東京スカイツリー天望回廊 2基(分速240m、約30秒) |
施設の内容 | 展望施設、東京スカイツリー天望デッキ、東京スカイツリー天望回廊、放送施設等 |
事業主体 | 東武タワースカイツリー株式会社 |
設計・監理 | 株式会社 日建設計 |
施工 | 株式会社 大林組 |
照明コンサルタント | 戸恒浩人氏(シリウスライティングオフィス代表) |