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東海道の起点となる「日本橋」があるこの地域。江戸から続く老舗と近代の商業施設が融合した面白みのある地域でもあります。今回のテーマは「下町めぐり」です。そこで、江戸時代に創業、確かな品質の逸品を作り続ける老舗を尋ねましょう。

1粋を感じる桐箱入りの最高級楊枝 さるや

▲大入箱（20本入）735円	▲隈取（20本入）997円

さるやは300年年以上の歴史を誇る、日本唯一の楊枝専門店です。質の高さで知られるクロモジと呼ばれる木材を使い、すべてを手作業で仕上げます。贈答用に人気があるのは蓋に大入の文字が書かれた大入箱です。

【基本情報】

住所

〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町18-10

電話番号

03-3366-3906

営業時間

9:00〜17:00

定休日

日曜、祝日、第三土曜

2浮世絵から花柄まで飾ってもよしの扇子 伊場仙

江戸後期に浮世絵の版元として江戸市中で名を広めた同店では現在、団扇、扇子、和文具などの制作販売を行っています。浮世絵柄の江戸扇子は専門の職人の逸品。贈答用の高級な飾り扇から普段使いの扇子まで幅広く揃います。

伊場仙柄トンボ　1本5,250円

【基本情報】

住所

東京都中央区日本橋小舟町4-1

電話番号

03-3664-9261

営業時間

10:00〜18:00

定休日

土、日曜、祝日

3懐かしくて華やかなデザインの和紙に心躍る 日本橋 榛原

200年以上もの間、良質な和紙を全国から取り揃え、世界各地で好評を得ている和紙の専門店です。特に有名なオリジナルの千代紙をはじめ、のし袋や便箋、巻紙、原稿用紙などの種類も多数揃います。

榛原ノート 1,470円

【基本情報】

住所

〒103-0027 東京都中央区日本橋2-8-11　旭洋ビル2階

電話番号

03-3272-3801

営業時間

10:00〜18:30

定休日

日曜、祝日

■日本橋から浅草までは水上バス（東京水辺ライン）で

仲見世通り、浅草寺といった浅草の定番スポットは外せません。さらに人力車に乗って、浅草のみどころをめぐりましょう。雷門を起点に、大衆演芸の中心地として栄えた浅草の西側を巡るコースがあります。パワースポット「たぬき通り」、落語や漫才、コントなどの公演が毎日行われる「浅草演芸ホール」、浅草ゆかりの芸人さんの看板が並ぶ「六区通り」を経て、日本最古の遊園地「浅草花やしき」を通過したら江戸の町を髣髴とさせる「伝法院通り」、著名人の手型が並ぶ浅草公会堂を抜けて雷門に戻ります。軽快なおしゃべりで車夫がナビゲート。いつもより高い位置から町を眺める新鮮体験を楽しめます。

人力車店、浅草時代屋の人気車夫、関川さん（27）

浅草出身のオーナーが子どもの頃に食べた家庭の味が原点です。豆や寒天など素材のよさを最大限に活かし、昔ながらの製法で作られる甘味は見た目も◎。ワインあんみつなど、独創的な創作甘味も食べられます。 あんみつは650円〜

【基本情報】

住所

〒111-0032 東京都台東区浅草1-8-6

電話番号

03-5896-1620

営業時間

11:00〜18:30

定休日

無休

明治13（1880）年創業、食券方式の大衆バーで、大正10年（1921）建築の神谷ビルで現在も営業中で。日本初のカクテルとして誕生した電気ブランは、130年近く愛され続ける店の代名詞です。2階はレストラン、3階は割烹を営業しています。 電気ブランはブランデーにジン、ワインキュラソー、薬草などをブレンド。チェイサーに氷水が付くが、ビールと交互に飲むのが神谷バー流だそう。 電気ブラン　260円

【基本情報】

住所

〒111-0032 東京都台東区浅草1-1-1

電話番号

03-3841-5400

営業時間

11:30〜22:00

定休日

火曜