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押上駅周辺では、いたるところで東京スカイツリーとのツーショットを撮ろうと連日大賑わい。ミラーに映して全体像と一緒に撮るのもなかなかオシャレ。けれど中でもオススメなのが十間橋から見える「逆さツリー」です。
天気がよければ見事に拝めるこの場所は、いつでもカメラを持った人たちで賑わっています。この位置からは全景は納めきれませんが、それでも綺麗に映った雄姿はなかなかなもの。つまるところ、富士山を撮る人たちが好む「逆さ富士」みたいなものなんでしょうね。

■懐かしの踏切とのコラボが撮れるポイント

十間橋通りを少し中居掘へ向かえば東武亀戸線の踏切に出ます。今では道路の渋滞解消から高架になり、踏切は都心から姿を消しつつありますが、ここからもスカイツリーは眺められます。
運が良ければ通過列車とのコラボ写真も写せますよ。

■住宅地では下町の風情を楽しみながらの散策を

十間橋通りを少し戻ると新あずま通りに出るので、ここから押上駅まで散策がてら歩いてみましょう。
消防法により道路拡張工事や改革のため、古き街並みは薄れつつありますが、それでもまだ昭和の時代からの家屋が建ち並んでいて癒されるはず。
こんな風に地域猫がのんびり日向ぼっこしていたりして、時の流れが驚くほどゆったりしています。なんだか故郷に帰ってきたような、そんな懐かしささえ感じませんか？

東京スカイツリーがある業平橋を抜け、浅草通りを隣駅、本所吾妻橋駅方向へ行けば、白い壁とデザイン窓が可愛いガラス商品を販売する「小さな硝子の本の博物館」が佇んでいます。
このお店の窓からはスカイツリーが一枚の絵画のように綺麗に見える絶好ポイント。思わず店内から写真を撮りたくなりますが、ちゃんと店主の村松さんにお断りを入れてからにしましょう。
どれもが綺麗で可愛すぎる商品ばかりなので、お土産にどうぞ。

浅草通りから三ツ目通りに行けば、浅草のパワースポットのひとつ、「牛嶋神社」が見えてきます。
ここには一体の牛の像が狛犬ならぬ、狛牛として存在。しかもこの牛、自分の体の悪い部分を撫でれば治してくれるという、実にありがたい評判の撫で牛なのです。勉強しなかったから頭が良くなるよう、頭を撫でてみるか、なんて不埒な思いで撫でても、そこは無理かもしれません（笑）。

浅草むぎとろは、むぎとろが名物の創業80年以上の老舗。 とろろ芋を主に山の幸、海の幸、里の幸を用いて、その季節の旬の食材で毎月違ったメニューを提供しているのだそう。
駒形橋のすぐ脇に建つ、老舗「浅草むぎとろ」の本館では、ランチタイムにむぎとろ食べ放題で1,000円！を提供中。（平日11:00〜13:30までの限定メニュー）。お腹いっぱいととろを堪能出来ます。他にも、むぎとろと焼魚（2,000円）、むぎとろ御膳（3,675円）の定食ランチもおススメ。

また、どうせならツカイツリーを一望出来るスカイラウンジ「天空」で洒落たランチはいかがでしょうか？とろろを使った絶品ピザを頂きながら、開放感に浸ってみては。

ちなみに、本店で食事すると、スカイラウンジ「天空」の割引券が配られます。こちらを使って、開放的なカウンターに座りコーヒーを楽しむのもおススメです。

浅草寺のおみくじは「観音百懺（かんのんひゃくせん）」といって、比叡山延暦寺の良源僧正によって、日本に広く普及され、浅草寺に伝えられました。
ところでこのおみくじ、実はとっても辛口で有名。他に比べて凶が出る確率が高いと言われているのです。どうしてなのかといえば、凶を入れる数が、古来のおみくじそのものにしているから。ということは、他の神社仏閣ではかなり優しくしているってこと？と思うかもしれません。
けれど凶に書かれていることを守り、辛抱強く乗り切るその行動こそが吉を呼ぶ、というのが浅草寺のおみくじの発想。身を引き締めるためにも良い厳しくもありがたいお言葉なのでしょう。

日本が誇る食品サンプルは、そのお店で食事したいと思わせる大事なお店側のアイテム。昔は蝋を使っていたため、ショーウィンドーに飾っていると太陽熱で溶けてしまうデメリットがありましたが、今では耐久性に優れた樹脂製に変わり、より実物と見紛うほどのリアルさに！

海外の旅行者がこぞって買いに走る食品サンプルが売っているのは浅草から合羽橋に行ったところにある「元祖食品サンプル屋」。創業は昭和7年で、80年余り培ってきた食品サンプルの技術を生かし、一般消費者向けのユニークで楽しいキーホルダー型食品サンプルや展示タイプ、または自宅で作れるキット（料理8種、パフェ5種、かき氷4種をラインナップ）まで販売しています。

その上、店舗２階では食品サンプル体験を毎日実施。予約が取れればひとり1500円で２品作ることが出来ます。天ぷらやレタスなど、スタッフが丁寧に指導してくれるので初めての体験でもリアルなものが出来ると大人気。1回20名様まで対応が可能で、学校、職場、サークルなど様々なグループで楽しく利用することが出来ます。
浅草の思い出として是非、押さえておきましょう。

歩き疲れてお腹もペコペコ。ディナーは王道コースの締めくくりにピッタリの、両国でちゃんこ鍋を頂きましょう。
ちゃんこ鍋の老舗「ちゃんこ巴潟　両国店」は、女子会やママ会にも対応しているお店。ランチ限定のメニューもいいけれど、夜ならではのお酒を頂きながら、本場のちゃんこ鍋を楽しみたいところ。

イチオシは「国見山ちゃんこ」（一人前2940円）。鮮度抜群の中羽いわしの身を丁寧に当たり鉢であたり、それに特製の隠し味をほどこして作る、いわしつみれがこの鍋の主役。塩味のこの鍋はトリガラを水から半日じっくり煮詰めた絶品スープで頂きます。たくさんの野菜や鶏肉も入っていて、お腹も心も大満足。ごっちゃんです。